おくりさん日記

一休さんとくうちゃん

2017-05-13

お抹茶休止について

2017-05-12

尚、お抹茶は、茶禅一味の精神をご理解いただけない(喫茶店と混同される)方があまりにも多く、静かにお参りの方のご迷惑になってしまうため、やむを得ず無期限で休止としました。

 

 

 

地蔵院の「十六羅漢の庭」について

2017-04-29

地蔵院の、ただいま修理中の方丈前には、平庭式枯山水庭園がございます。地蔵院第二世住職・宗鏡禅師作と伝えられ、細川頼之公遺愛の庭とされております。実際には、応仁の乱で焼失して作り直し、その後も荒廃して、江戸中期・貞亭三年(1686年)に古霊和尚が方丈を再建された際に、この庭も再整備されたと見られます。おそらく庭の形式は、元の姿に則って作庭されたと考えられます。

この庭は、形式は平庭式枯山水庭園で、鑑賞方式は書院式庭園です。

平庭式とは築山などの起伏のない平らな面の庭のこと。そして、枯山水とは水を用いずに石や砂で表現しているものです。慈照寺(銀閣寺)さんや龍安寺さんのお庭を思い浮かべていただけると、それが枯山水のイメージですね。枯山水は主に応仁の乱後に盛んになったと言われています。地蔵院の庭には、五葉松はじめ木々が多く、地面には砂は敷き詰められておらず、全面、苔で覆われています。点在する自然石で表現されているのは、山や森の風景ではなく、羅漢さんです。十六羅漢といえば、もうそれは、それぞれとても偉い方々なのですが、地蔵院のお庭の羅漢様方は、目下修行中で、あとひといきで悟りを開くところまできておられ、「どうぞ仏になれますように」と石清水八幡宮に願をかけるのに、皆、八幡様の方角(地蔵院から見ると南東)に少しずつお身体を向けていらっしゃる~そのような様子をあらわしていると、伝えられています。

そして、この庭は、書院式または座視観賞式といって、部屋の中から(坐って)鑑賞するように作られています。庭によっては、回遊式といって庭園内を歩いて見てまわる方式もありますが、地蔵院の庭は、中を歩く形式ではありません。よく、「なぜ、中に入れないのか?!(ケチ!)」みたいな御叱りを受けるのですが、日本の庭園には種々の方式があるということをご理解ください。

只今は、その坐して観るための方丈を修理中で、十六羅漢の庭は、お外で、端から立って観ていただくしかありません。誠に申し訳なく思いますが、秋までどうかお待ちください。そして、再建なった方丈に上がられたときは、ぜひ、静かに坐って、庭をご覧ください。

地蔵院、春の花の思い出

2017-04-18

雨が降って、春の花も順次終わって行きました。

モモ(散りました)

ハクモクレン(散りました)

胡蝶侘助(まだ見頃です)

シシガシラ(散り始め)

 ソデカクシ(まだ見頃)

藪椿(見頃)

桜(散りました)

 ヤマツツジ(今、見頃です)

 雨上がりの新芽

地蔵院花だより 2

2017-03-23

胡蝶侘助は、雨が降って一気に咲き始めました。今年が遅めです。

獅子頭は満開です。白木蓮の蕾がいっぱい付いています。

 

地蔵院 春の花だより

2017-03-05

地蔵院の春の花、代表格の胡蝶侘助(コチョウワビスケ)は、ことし、まだ数輪しか咲いておりません。

見頃は、3月下旬になりそうです。

 

こちらの獅子頭(シシガシラ)はたくさん咲いており、見頃です。

 

袖隠し(ソデカクシ)は、まだ咲いておらず、見頃は、3月下旬かと思われます。

地蔵院はお寺です。

2017-02-13

ご本尊・地蔵菩薩様を拝む所です。感謝し、反省し、謙虚になるところです。

参拝料を払えば自分はお客様だと思う人には関係のないところですので、入山を固くお断り致します。

方丈さんとおくりさん

2017-02-07

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除幕式の画像です。

地蔵院住職厳選 あなたに贈る禅語おみくじ

2016-11-23

地蔵院第26世正浩住職が、お参りの皆様の心に染みる禅語を厳選し、分かりやすい言葉で解説したおみくじです。

今のあなたにピッタリな言葉が、あなたの心に染みて、目の前の霧が晴れ、これからの人生を豊かにすることでしょう。

ご参拝の節に、選んでみてください。

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お寺とは

2016-11-20

地蔵院は寺です。寺とは仏様を拝むところです。寺には、仏様をお守りするために住職がおります。住職の一番大事な仕事は、仏様にお香を焚き、お蝋燭を灯し(お灯明)、お花、其他のお供えをして、お経をあげて、礼拝(らいはい)することです。そして、仏様のおわします環境を良くするために、境内地の整備をし、掃除をします。その繰り返しが、何十年何百年となると、それが歴史的景観となったりします。仏像や境内が、文化財的価値があるといわれるのは、ただひたすらに仏様のために来る日も来る日も、代々の住職が仏様をお守りしてきた結果なのです。

この文化財的価値という表現は、じつは、住職にとって微妙な気持ちにさせるのです。住職にとって仏像は、モノではなく仏様。拝む対象です。開山・開基の肖像画も、木像も、本堂や方丈も、みな仏様を拝み、お守りし、偉大な先人を尊び、また、自らが日々修行するための大切な宝です。

紅葉の時期になると、たくさんの方が参拝されます。どうぞ、おまいりください。しかし、この紅葉は、ご本尊地蔵菩薩様はじめ、宗鏡禅師や細川頼之公の菩提を弔うために、境内地を整える結果としての景観です。皆様には、ぜひ、そのことを踏まえてご参拝ください。

地蔵院は寺です。遊園地でもショッピングモールでもありません。

小さなお子さまをお連れの方は、この機会に、ぜひ、手を合わせて拝むことを教えて上げて下さい。感謝の心、謙虚な心を教えて上げて下さい。騒いでも良いところといけないところがあることを、走ってはいけないところがあることを教えてあげてください。

社会で成功された方も、辛い気持ちの方も、地蔵院に来られたら、その心に覆いかぶさる重い荷物をいったん横に置いて、お地蔵様に手を合わせ、葉擦れの音、鳥たちの囀りのみを聴いて、静かなときをお過ごしください。仏様の前では、格好をつけることも、威張ることもできません。愛想笑いもお追従もいりません。こびりついているそれらを自分の心から追い出してみてください。仏様の無量(無限)の大悲を皆様に感じていただきたい。自分一人の力で生きているのではないことを感じ取っていただきたい。

地蔵院は、そういうことのお手助けができる寺でありたいと思います。

 

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