9月, 2014年

お抹茶について

2014-09-12

DSC00318 竹の寺地蔵院では、京都市登録文化財である方丈にて、抹茶のご接待をしています(一服400円)。茶禅一味という言葉にも表されていますように、「お茶の心と禅の心は、同じですよ。」という気持ちで、お参りの皆さまが、方丈で座禅をなさる代わりに、お茶の味で、禅の境地に少し近づいていただけるように、心を込めて点てています。とはいえ、堅苦しく考えられることはありません。私が、お参りの皆様に初めてお目にかかり、にっこりとほほ笑みかわして、お茶をお出しして受け取られる。そして、もう今後一生お目にかかることがないかもしれません。ご互いに不思議なご縁に感謝して別れる。これだけで、一歩禅の心に近づきました。あとは、平庭式枯山水の十六羅漢のお庭を鑑賞されながら、禅僧の栄養源である大徳寺納豆の入った竹型落雁と苦みの少ない種類のお抹茶をお楽しみください。どれも禅にあふれています!
さてその抹茶のご接待ですが、毎週金曜日はお休みです。そのほか、法事その他の都合で、お休みすることがあります。また、方丈があまりに混雑しているときは、一時的に中止します。(ほとんどありません(^_^)……)
今月は、金曜日のほかに、16日火曜日がお休みです。せっかくここまでお越しくださって休みですと申し訳ございませんので、ぜひ抹茶を!という方はお問い合わせください。10名様以上の場合もご予約ください。(一人で対応しておりますので。。。)

夢の超特急

2014-09-06

今年は、東海道新幹線開業50周年です。じつは、私、新幹線大好きなのです。うちの家族全員、鉄道ファンです。と申しても、年中無休の地蔵院にいるので、滅多に乗れません。でもワタシ、新幹線とは同い年、きょうだいみたいなものナノデス……。というわけで、50周年のうちに一回は乗りたいと切望している次第です。
この世に50年も生きてきて、もうたいがいのことは分かる気になっていると、昨秋以降、初めてのことが怒涛のようにふりかかり続けて、まだまだ甘い自分に反省しきりです。もっと修行しなさいと仏様から諭された気がいたしました。自分のことで悩んでしまうと、「しんどい思い」を抱えている人が目の前にいても気付いてあげられません。しんどかったのに、ごめんなさいという気持ちでいっぱいになりました。自分のことばかりにとらわれずに、もっと、ご縁あって出会えたおひとりおひとりのことを大切に、心から接しなければなりません。人はその都度その都度の悩みとともに生きています。さまざまな「しんどい思い」があります。真面目に誠実に一生懸命生きてきたのに、なぜ、こんなことになってしまうのか?ということがあります。そんな苦しい思いをかかえながらも、やはり一生懸命生きるしかありません。
今、しんどい思いを抱えておられる方、支えてくれるひとがいなくてとても辛いかた、ひとりぼっちではありません。お地蔵さまは、いつもあなたのそばにいらっしゃいます。そして、もしもよろしければ、まっすぐな竹、笹の葉の風にそよぐ音、ビロードのように広がる苔の柔らかな緑のなかで、しばらく疲れた心を休めにいらしてください。

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